大腸がんの人が初めての治療を考える場合、「5-FU急速静注+ロイコボリン」治療に「アバスチン」治療の追加を選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
2つの試験の統合解析の結果によると、「5-FU急速静注+ロイコボリン」治療に「アバスチン」を追加して「アバスチン+5-FU急速静注+ロイコボリン」治療とすることによって、奏効率は24.5%から34.1%に向上、無増悪生存期間は5.6ヵ月から8.8ヵ月に、生存期間は14.6ヵ月から17.9ヵ月に延長。
【発表】
2005年5月2日
【原著】
J Clin Oncol. 2005;23:3706-12. [PubMed:15867200]
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