【原発不明がん:一次治療(PFS)】「90遺伝子発現アッセイ に基づく部位特異的治療」vs「化学療法」

Fudan CUP-001(Lancet Oncol)                  

切除不能な原発不明がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「90遺伝子発現アッセイに基づく部位特異的治療」を選択することで、化学療法を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

90遺伝子発現アッセイの結果、

  • 14名(15%)が胃食道由来と予測され、化学療法(n=10)、化学療法+抗PD-1抗体(n=2)、無治療(n=2)が行われた。
  • 12名(13%)が肺由来と予測され、化学療法(n=3)、化学療法+アバスチン(n=3)、化学療法+エンドスタチン(n=1)、化学療法+抗PD-1抗体(n=3)、イレッサ(n=2、EGFR 19欠失陽性)が行われた。
  • 11名(12%)が卵巣由来と予測され、化学療法(n=1)、化学療法+アバスチン(n=7)、化学療法+アバスチンリムパーザ維持療法(n=2)、無治療(n=1)が行われた。
  • 11名(12%)が子宮頸部由来と予測され、化学療法(n=1)、化学療法+アバスチン(n=8)、化学療法+抗PD-1抗体(n=1)、無治療(n=1)が行われた。
  • 9名(10%)が乳房由来と予測され、化学療法(n=7)、化学療法+ハーセプチン(n=1)、化学療法+リムパーザ維持療法(n=1、BRCA1遺伝子変異陽性)が行われた。
  • 7名(8%)が頭頸部由来と予測され、化学療法(n=2)、化学療法+抗PD-1抗体(n=3)、化学療法+アービタックス(n=2)が行われた。

「化学療法」を受けた人の奏効率は46%、「部位特異的治療」を治療を受けた人の奏効率は49%であった。

【発表】

2024年7月19日

【試験名】

Fudan CUP-001(Phase 3)〔NCT03278600

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Oncol. 2024 Jul 19.  [PubMed: 39068945]