
G2201(NEJM)
BRAFV600変異陽性の低悪性度の神経膠腫と診断された小児が、初めての治療を考える場合、「タフィンラー(またはタフィンラー+メキニスト)」治療を選択することで、「カルボプラチン+ビンクリスチン」治療を選択した場合を上回る奏効率、無増悪生存期間が期待できる。
【発表】
2023年9月21日
【試験名】
G2201(Phase 2)〔NCT02684058/jRCT2080223938〕
【試験参加国】
日本(九州大学病院、国立成育医療研究センター、大阪市立総合医療センター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med. 2023 ;389:1108-1120. [PubMed: 37733309]
【さらに詳しく】
- BRAF V600 変異陽性小児神経膠腫に対するダブラフェニブとトラメチニブの併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 小児低悪性度神経膠腫の1次治療、ダブラフェニブ+トラメチニブが有効か/NEJM〔ケアネット〕
- BRAF V600変異陽性の低悪性度小児グリオーマにダブラフェニブ+トラメチニブは化学療法よりORR、PFSを改善【ASCO 2022】〔日経メディカル〕
- 小児脳腫瘍の一部には化学療法よりも標的療法が有効〔日経メディカル〕
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