【食道がん:化学放射線療法(18ヵ月PFS)】「トリパリマブ+アブラキサン+ネダプラチン→放射線療法+カペシタビン」

GASTO 1071(EClinicalMedicine)                 

切除不能な局所進行扁平上皮食道がんと診断され、「トリパリマブアブラキサンネダプラチン」2サイクル後に「放射線治療(50Gy)+カペシタビン」治療を受けることで65.1%の人が18ヵ月後も増悪なく生存できた。「放射線治療(60Gy)+カペシタビン」治療を受けた人では65.0%の人が18ヵ月後も増悪なく生存できた。

放射線治療(60Gy)を受けた人の4.8%がグレード3以上の肺臓炎を経験したが、放射線治療(50Gy)を受けた人で経験した人がいなかった。

【発表】

2025年4月5日

【試験】

GASTO 1071(Phase 2)〔NCT04844385

【試験参加国】

中国

【原著】

EClinicalMedicine. 2025:82:103184.  [PubMed:31236579]