【MET陽性肺がん:二次治療】「タブレクタ」vs「化学療法」

GEOMETRY-E                           

局所進行または転移性の非小細胞肺がんと診断され、EGFR-TKI治療中に進行し、T790M陰性かつMET増幅を有する人が次の治療を考える場合、「タブレクタ」治療を選択することで「化学療法(ペメトレキセド+プラチナ製剤)」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できるか現在、検証が進められている。主要評価項目は無増悪生存期間。

【試験開始日】

2021年6月1日

【試験終了予定日】

2025年1月16日

【試験名】

GEOMETRY-E(Phase 3)〔NCT04816214jRCT2041210072

【試験参加国】

日本(静岡がんセンター、国立がん研究センター東病院、米国、香港、インド、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、中国、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、フランス、ドイツ、ハンガリー、イスラエル、イタリア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スロベニア、スペイン、アルゼンチン、チリ、コロンビア、英国

 

【今日の標準治療】

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