【多発性骨髄腫:維持療法(CR率)】「ベルケイド+サリドマイド+デキサメタゾン」vs「サリドマイド+デキサメタゾン」

GIMEMA-MMY-3006(Lancet)                  

自家造血幹細胞移植後の治療を考える場合、「サリドマイドデキサメタゾン」治療に「ベルケイド」の上乗せを選択することで完全奏効率または完全奏効に近い奏効率の向上が期待できる。

サリドマイドデキサメタゾン」治療に「ベルケイド」の上乗せを選択することでグレード3または4の有害事象を経験するリスクが高まる(33%→56%)。「ベルケイドサリドマイドデキサメタゾン」治療を受けた10%の人が末梢神経障害を経験した(vs 2%)。

【発表】

2010年12月9日

【試験名】

GIMEMA-MMY-3006(Phase 3)〔NCT01134484

【原著】

Lancet . 2010 ;376:2075-85. [PubMed: 21146205]

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