【子宮体がん:一次治療(OS)】「パクリタキセル+ドキソルビシン+シスプラチン」vs「ドキソルビシン+シスプラチン」

GOG163(Ann Oncol)                       

IIIまたはIV期または再発子宮体がんと診断された女性が初めての化学療法を考える場合、「ドキソルビシンシスプラチン」治療に「パクリタキセル(24時間静注)+フィルグラスチム」の上乗せを選択しても奏効率の向上、無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。

ドキソルビシンシスプラチン」治療の奏効率が43%であったのに対し、「パクリタキセルドキソルビシンシスプラチン」治療の奏効率は40%であった。

【発表】

2004年8月

【試験名】

GOG163(Phase 3)

【原著】

Ann Oncol. 2004 ;15:1173-8. [PubMed: 15277255]