【多発性骨髄腫:一次治療(sCR)】「VRd+ダラザレックス」vs「VRd」

GRIFFIN(Blood)                        

移植適応のある多発性骨髄腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「ベルケイドレブラミドデキサメタゾン(VRd)」治療に「ダラザレックス」の上乗せを選択することで、厳格な完全奏効割合の向上が期待できる。

ダラザレックスレブラミドベルケイドデキサメタゾン(D-VRd)」治療を受けた人の最小残存病変(MRD)陰性率は51.0%であった( vs 20.4%、P < 0.0001)。一方、グレード3または4の血液学的有害事象は、D-VRd治療を受けた人がより多く経験した。

【発表】

2020年8月20日

【試験名】

GRIFFIN(Phase 2)〔NCT02874742

【試験参加国】

米国

【原著】

Blood. 2020;136:936-945. [PubMed: 32325490]

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