【肺がん(PD-L1弱陽性):一次治療(PFS)】「イボネスシマブ」vs「キイトルーダ」

HARMONi-2(Lancet)                       

PD-L1発現腫瘍割合が1-49%の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ」治療を選択することで、「キイトルーダ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

【発表】

2024年3月8日

【試験名】

HARMONi-2(Phase 3)〔NCT05499390

【試験参加国】

中国

【原著】

Lancet 2025; 405: 839-49.  [PubMed: 40057343]

【さらに詳しく】

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1. PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法 PD-L1 TPS 1〜49%のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法」が強く推奨されている。PS2の場合、行うよう推奨するだけの根拠が明確でない治療とされている。 ...