【胃がん:二次治療(ORR)】サイラムザ+ドセタキセル

HGCSG 1903(Gastric Cancer)                   

治癒切除不能進行または再発胃がんと診断され、初回化学療法に不応であった35名が「サイラムザドセタキセル」治療を受けた結果、25.7%の人が治療に奏効した。

本試験は胃がんの二次治療において、「サイラムザドセタキセル」併用療法の有効性と安全性を評価した初めての報告。毎週の通院が必要なパクリタキセルとの併用とは異なり、2週間に1回の通院で済む点が、通院頻度を減らしたい患者にとっての良い選択肢となる点にメリットがあり、「サイラムザドセタキセル」併用療法は、進行胃がんの二次治療における新たな選択肢の一つとして考慮し得ると結論づけられている。ただし、発熱性好中球減少症(17%)の発生には注意が必要であり、G-CSFの一次予防投与が有効である可能性が示唆されている(試験の途中でプロトコルが変更されG-CSF予防投与が許可された後、発熱性好中球減少症の発生はなかった)。

【発表】

2026年5月4日

【試験名】

HGCSG 1903(Phase 2)〔jRCTs011200010

【試験参加国】

日本(KKR札幌医療センター、NTT東日本札幌病院、宮崎大学医学部附属病院、釧路労災病院、弘前大学医学部附属病院、市立札幌病院、市立函館病院、手稲渓仁会病院、中通総合病院、富山赤十字病院、岩見沢市立総合病院、北見赤十字病院、富山大学附属病院、苫小牧市立病院)

【原著】

Gastric Cancer. 2026 May 4.  [PubMed:42081056]

 

【今日の標準治療】

【標準治療】胃がんの二次治療
1. 切除不能進行・再発胃がんの二次治療 切除不能進行・再発胃がんと診断された人には、「サイラムザ+パクリタキセル」治療が推奨されている。 切除不能進行・再発胃がんの三次治療 2. MSI-Highの切除不能進行・再発胃がんの二次治療 MSI-Highと診断され、一次化学療法でオ ...