IFM 2009(NEJM)
移植適応の多発性骨髄腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「自家造血幹細胞移植を伴う高用量メルファラン」治療を選択することで、「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン(VRd)」療法を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
「自家造血幹細胞移植を伴う高用量メルファラン」治療を選択した場合、グレード3または4の好中球減少症の発生率は、47%から92%に、消化管障害の発生率は7%から28%に、感染症の発生率は9%から20%に増加する。
【発表】
2017年4月6日
【試験名】
IFM 2009(Phase 3)〔NCT01191060〕
【原著】
N Engl J Med 2017; 376:1311–20. [PubMed:28379796]
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