IKEMA(Lancet Haematol)
多発性骨髄腫と診断され、1〜3ラインの前治療歴がある人が次の治療を考える場合、「カイプロリス+デキサメタゾン」治療に「サークリサ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。
「カイプロリス+デキサメタゾン」治療を受けた52.2%の人が4年後も生存していたのに対し、「サークリサ+カイプロリス+デキサメタゾン」治療を受けた人の4年生存率は59.7%であった。
【発表】
2024年7月24日
【試験名】
IKEMA(Phase 3)〔NCT03275285〕
【試験参加国】
日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、韓国、ニュージーランド、ロシア、スペイン、トルコ、英国、米国
【原著】
Lancet Haematol. 2024 Jul 24. [PubMed: 39067465]
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