【慢性リンパ性白血病:一次治療(PFS)】「イムブルビカ+ガザイバ」vs「クロラムブシル+ガザイバ」

慢性リンパ性白血病または小リンパ球性リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「ガザイバ」治療に「イムブルビカ」の上乗せを選択することで「クロラムブシル」の上乗せを選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

試験では「ガザイバイムブルビカ」治療を受けた人の79%が30ヵ月増悪なく生存していた。「ガザイバクロラムブシル」治療を受けた人では31%であった。

主なグレード3または4の有害事象は両治療ともに好中球減少症、血小板減少症。

【発表】

2018年11月30日

【試験名】

iLLUMINATE(Phase 3)〔NCT02264574

【原著】

Lancet Oncol. 2019;20:43-56. [PubMed: 30522969]