【小細胞肺がん:維持療法(OS)】「ルルビネクチン+テセントリク」vs「テセントリク」

IMforte(Lancet)                         

進展型小細胞肺がんと診断され、一次治療として「テセントリクカルボプラチンエトポシド」治療後に病勢の進行が認められなかった人が次の治療を考える場合、「テセントリク」治療に「ルルビネクチン」の上乗せを選択することで生存期間の延長が期待できる。

【発表】

2025年6月2日

【試験名】

IMforte(Phase 3)〔NCT05091567

【試験参加国】

米国、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、韓国、メキシコ、ポーランド、スペイン、台湾、トルコ、英国

【原著】

Lancet 2025 Jun 2.  [PubMed: 40473449]

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