IMpassion050(ESMO Open)
高リスクHER2陽性乳がんと診断された女性が手術の前の治療を考える場合、「dose dense AC(ドキソルビシン+シクロホスファミド)→パクリタキセル+ハーセプチン+パージェタ」治療に「テセントリク」の上乗せを選択しても3年無病生存率の向上は期待しにくい。
HER2陽性高リスク早期乳がんにおいて、標準的な「ハーセプチン+パージェタ+化学療法」に「テセントリク」を一律に追加する治療アプローチは、主要評価項目および長期予後を有意に改善させず、免疫関連有害事象のリスクを増加させるため、標準治療として推奨されないことが確定した。また、PD-L1陽性ステータスは免疫チェックポイント阻害薬上乗せのベネフィットを予測するバイオマーカーとして機能しなかった。
【発表】
2026年9月24日
【試験名】
IMpassion050(Phase 3)〔NCT03726879/jRCT2080224179〕
【試験参加国】
日本(四国がんセンター、福島県立医科大学附属病院、広島市立広島市民病院、広島大学病院、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、神奈川県立がんセンター、東海大学医学部付属病院、くまもと森都総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院、埼玉医科大学国際医療センター、虎の門病院、昭和大学病院)、米国、ブラジル、カナダ、チェコ、ドイツ、イタリア、韓国、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾
【原著】
ESMO Open. 2026 ;11:108541. [PubMed: 42785163]
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