【KRAS野生型大腸がん:FOLFIRI+ベクティビックス(PFS)】「間欠治療」vs「継続治療」

IMPROVE(JCO)                         

遠隔転移を有し、 KRAS遺伝子およびBRAF遺伝子野生型の大腸がんと診断された人が初めての治療として「FOLFIRIベクティビックス」治療を考える場合、 8サイクルの治療後、「増悪するまで休薬しする」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

【発表】

2024年11月22日

【試験名】

IMPROVE(Phase 3)〔NCT04425239

【試験参加国】

イタリア

【原著】

J Clin Oncol. 2024 Nov 22. [PubMed: 39576946]

 

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