IMvigor210(Lancet)
局所進行または転移性尿路上皮がんと診断され、シスプラチン治療が不適格な119名が初めての治療として「テセントリク」治療を受けた結果、23%の人が治療に奏効した。
「テセントリク」治療を受けた10%以上の人が経験した有害事象は、倦怠感、下痢、痒み。
本試験の結果に基づいて、米国では2017年に迅速承認されたが、Phase3試験『IMvigor211』において、主要評価項目である全生存期間の有意な延長を示すことができなかった結果を受け、承認が撤回された。
【発表】
2016年12月7日
【試験名】
IMvigor210(Phase 2)〔NCT02108652〕
【試験参加国】
米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、英国
【原著】
Lancet. 2017 ;389:67-76. [PubMed:27939400]
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