【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(OS)】「オプチューン+パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

INNOVATE-3 (Eur J Cancer)                   

卵巣がんと診断され、プラチナ製剤に抵抗性(5ライン以下の全身療法歴および2ライン以下プラチナ抵抗性以降の全身療法歴あり)となった女性が次の治療を考える場合、「パクリタキセル」治療に「腫瘍治療電場療法(オプチューン)」の上乗せを選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。試験に参加した女性は、3ライン(中央値)の全身療法を受けていたが、59%はプラチナ抵抗性以降の全身療法歴を受けたことがなかった。

【発表】

2025年2月17日

【試験名】

ENGOT-ov50/GOG-3029/INNOVATE-3 (Phase 3)〔NCT03940196

【試験参加国】

米国、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、ドイツ、ハンガリー、イスラエル、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、スイス

【原著】

Eur J Cancer. 2025 Feb 17. [PubMed: 40010134]