【ALK陽性肺がん:二次治療(ORR)】イルプリナルキブ

INTELLECT(BMC Med)                      

ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断され、ザーコリ治療に抵抗性となった146名が「ALK/ROS1チロシンキナーゼ阻害薬イルプリナルキブ」治療を受けた結果、69.9%の人が治療に奏効し、奏効が13.2ヵ月持続した。

イルプリナルキブ」治療を受けた93.2%の人が治療関連有害事象を経験した。主なものはAST上昇(43.2%)、ALT上昇(37.0%)、CPK上昇(34.9%)。治療関連有害事象による治療中断した人は14.4%、減量した人は11.0%、治療中止した人は2.7%。

【発表】

2023年2月24日

【試験名】

INTELLECT(Phase 2)〔NCT04641754

【試験実施国】

中国

【原著】

BMC Med. 2023;21:72. [PubMed: 36829154]