【HER2陽性胃がん:一次治療(OS)】「パージェタ+ハーセプチン+化学療法」vs「ハーセプチン+化学療法」

JACOB(Lancet Oncol)                      

遠隔転移を有するHER2陽性の胃または胃食道接合部がん人が初めての治療を考える場合、「ハーセプチン+化学療法」に「パージェタ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

パージェタハーセプチン+化学療法」治療の主なグレード3〜5の有害事象は、好中球減少症(30% vs 28%)、貧血(15% vs 17%)、下痢(13% vs 6%)。

【発表】

2018年9月11日

【試験名】

JACOB(Phase 3)〔NCT01774786

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、中国、クロアチア、エルサルバドル、フィンランド、ドイツ、グアテマラ、ハンガリー、イタリア、日本(愛知県がんセンター中央病院、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州大学病院、岐阜大学医学部附属病院、広島市立広島市民病院、神戸市立医療センター中央市民病院、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター、大阪国際がんセンター、大阪府立総合医療センター、埼玉県立がんセンター 、国立がん研究センター中央病院、富山大学医学部附属病院)、カザフスタン、韓国、マレーシア、メキシコ、オランダ、パナマ、ペルー、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スペイン、スイス、台湾、タイ、トルコ

【原著】

Lancet Oncol. 2018;19:1372-1384. [PubMed: 30217672]

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