【HER2陽性胃がん:一次治療(OS)】「パージェタ+ハーセプチン+化学療法」vs「ハーセプチン+化学療法」

JACOB(Gastric Cancer)                   

遠隔転移を有するHER2陽性の胃または胃食道接合部がん人が初めての治療を考える場合、「ハーセプチン+化学療法」に「パージェタ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。試験では「パージェタハーセプチン+化学療法」治療を受けた人において、生存期間が3.9ヵ月、無増悪生存期間が1.3ヵ月、治療奏効期間が1.8ヵ月長かった。

【発表】

2022年9月6日

【試験名】

JACOB(Phase 3)〔NCT01774786

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、中国、クロアチア、エルサルバドル、フィンランド、ドイツ、グアテマラ、ハンガリー、イタリア、日本(愛知県がんセンター中央病院、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州大学病院、岐阜大学医学部附属病院、広島市立広島市民病院、神戸市立医療センター中央市民病院、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター、大阪国際がんセンター、大阪府立総合医療センター、埼玉県立がんセンター 、国立がん研究センター中央病院、富山大学医学部附属病院)、カザフスタン、韓国、マレーシア、メキシコ、オランダ、パナマ、ペルー、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スペイン、スイス、台湾、タイ、トルコ

【原著】

Gastric Cancer. 2022 Sep 6. [PubMed: 36066725]

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