再発リスクの高い局所進行頭頸部扁平上皮がんと診断された人が手術後の化学放射線療法を考える場合、「シスプラチン40mg/㎥ 毎週+放射線療法」を選択することで「シスプラチン100 mg/㎥ 3週毎+放射線療法」を選択した場合に劣らない3年生存率が期待できる。
グレード3以上の好中球減少症と感染症は毎週投与を選択することでリスクの低下が期待できる。試験では毎週投与を選択した人の35%(vs 49%)が好中球減少症、7%(vs 12%)が感染症を経験した。
【発表】
2022年3月1日
【試験名】
JCOG1008(Phase 2/3)〔jRCTs031180135〕
【試験実施国】
日本
【原著】
J Clin Oncol. 2022 Mar 1. [PubMed: 35230884]
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