【胆道がん:術後治療(OS)】「S-1」vs「経過観察」

JCOG1202/ASCOT(JCO)                    

切除可能な胆道がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「S-1による補助化学療法」を選択することで、生存期間の延長が期待できる。

本試験では胆道がん治癒切除後に対するS-1による術後補助化学療法が、5年という長期追跡においても生存期間および無再発生存期間の強固なベネフィットを維持することが実証された。日本およびアジア諸国における切除後胆道がんの術後補助療法として、S-1が標準治療であることを決定的に裏付ける結果である。経口S-1療法により、5年生存率が12%向上(52%から64%)し、生存期間中央値が2.3年延長(5.9年から8.2年)したことは、胆道がん術後診療における極めて重要な臨床的エビデンスとなる。

【発表】

2026年9月23日

【試験名】

JCOG1202/ASCOT(Phase 3)〔UMIN000011688〕

【試験実施国】

日本(札幌厚生病院、北海道大学病院、手稲渓仁会病院、東北大学病院、栃木県立がんセンター、自治医科大学附属病院、埼玉県立がんセンター、国立がん研究センター東病院、千葉県がんセンター、千葉大学医学部、国立がん研究センター中央病院、杏林大学医学部附属病院、国立国際医療研究センター病院、東京女子医科大学附属病院、がん研究会有明病院、帝京大学医学部附属病院、東海大学医学部附属病院、神奈川県立がんセンター、北里大学医学部附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、新潟県立がんセンター新潟病院、富山大学附属病院、金沢大学医学部附属病院、静岡がんセンター、愛知県がんセンター、近畿大学病院、大阪国際がんセンター、大阪医療センター、関西医科大学附属病院、神戸大学医学部附属病院、四国がんセンター、高知医療センター、九州がんセンター、九州大学病院)

【原著】

J Clin Oncol. 2026 Sep 23.  [PubMed: 42777180]

【さらに詳しく】

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