限局型小細胞肺がんと診断された人が化学放射線療法を考える場合、「胸部照射を化学療法(シスプラチン+エトポシド)と同時に行う」ことを選択することで、「化学療法(シスプラチン+エトポシド)終了後に胸部照射を行う」ことを選択した場合を上回る生存期間が期待できる。
「化学療法→胸部照射」を受けた人の2年生存率、3年生存率、5年生存率は35.1%、20.2%、18.3%。「化学療法+胸部照射」を受けた人の2年生存率、3年生存率、5年生存率は54.4%、29.8%、23.7%であった。
【発表】
2002年7月15日
【試験名】
JCOG9104(Phase 3)
【試験実施国】
日本
【原著】
J Clin Oncol. 2002 ;20:3054-60. [PubMed: 12118018]
【さらに詳しく】