
KEYNOTE-054(NEJM)
手術後に「キイトルーダによる約1年の補助療法」を選択することで1年以内に再発せずに生活できる可能性が高まる。
試験ではグレード3−5の有害事象は「キイトルーダによる補助療法」を受けた14.7%(vs 3.4%)の人が経験した。
本試験の結果を受けて、2018年12月21日、「悪性黒色腫の術後補助療法」 への適応拡大が承認された。
【発表】
2018年4月15日
【試験名】
KEYNOTE-054/EORTC1325(Phase 3)〔NCT02362594〕
【試験参加国】
日本(熊本大学病院、山梨大学医学部附属病院、静岡県立静岡がんセンター、新潟県立がんセンター新潟病院、国立がん研究センター中央病院、名古屋大学医学部附属病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、セルビア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med 2018; 378:1789-1801. [PubMed: 29658430]
【さらに詳しく】
- 切除した III 期悪性黒色腫の術後補助療法としてのペムブロリズマブとプラセボとの比較〔NEJM 日本語アブストラクト〕
- 高リスク悪性黒色腫の術後補助療法でのペムブロリズマブ:第III相試験〔ケアネット〕
- 高リスク3期悪性黒色腫患者の術後療法としてペムブロリズマブの1年間投与が有効【AACR2018】〔日経メディカル〕
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