【PD-L1陽性胃がん:二次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ」vs「パクリタキセル」

PD-L1陽性(CPS≧1)で、一次治療としてプラチナ系抗がん剤とフルオロピリミジン系抗がん剤の投与を受けて進行した人が次の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択しても「パクリタキセル」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間は期待しにくい。

キイトルーダ」治療を受けた13%し、奏効が8ヵ月持続した。一方、「パクリタキセル」治療を19%が治療に奏効し、12ヵ月奏効が持続した。「キイトルーダ」治療を受けた11%、「パクリタキセル」治療を64%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した

【発表】

2021年12月8日

【試験名】

KEYNOTE-063(Phase 3)〔NCT03019588

【試験参加国】

中国、マレーシア、韓国、台湾

【原著】

Cancer. 2022 ;128:995-1003.  [PubMed: 34878659]