【肛門がん:二次治療(ORR)】キイトルーダ

KEYNOTE-158(Lancet Gastroenterol Hepatol)           

進行または転移性肛門扁平上皮がんと診断され、標準治療が不成功または不耐容となった112名が「キイトルーダ」治療を受けた結果、12名(11%)が治療に奏効した。PD-L1陽性の75名においては11名(15%)が治療に奏効した。

キイトルーダ」治療を受けた68名(61%)が治療関連有害事象を経験した。主な治療関連有害事象は、倦怠感(17名)、下痢(13名)、甲状腺機能低下(13名)、嘔吐(13名)であった。グレード3または4の治療関連有害事象は20名(18%)が経験した。

【発表】

2022年1月31日

【試験名】

KEYNOTE-158(Phase 2)〔NCT02628067

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、デンマーク、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ロシア、南アフリカ、スペイン、台湾

【原著】

Lancet Gastroenterol Hepatol. 2022 ;7:446-454. [PubMed: 35114169]

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