【子宮頸がん】キイトルーダ

KEYNOTE-158(JCO)                       

腫瘍細胞のPD-L1の発現が1%以上の子宮頸がんと診断された女性98名が「キイトルーダ」治療を受けた結果、14.6%の人が治療に奏効した。

65.3%の人がグレード1以上の治療関連有害事象を経験した。主な有害事象は甲状腺機能低下症(10.2%)、食欲減退(9.2%)、倦怠感(9.2%)。グレード3または4の治療関連有害事象を経験した人は12.2%であった。

本試験の結果に基づき、2018年6月12日、米国で「化学療法後に増悪したPDーL1陽性の再発または転移を有する子宮頸がん」の治療薬として「キイトルーダ」が承認された。

【発表】

2019年4月3日

【試験名】

KEYNOTE-158(Phase 2)〔NCT02628067

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、デンマーク、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ロシア、南アフリカ、スペイン、台湾

【原著】

J Clin Oncol. 2019 ;37:1470-1478.  [PubMed: 30943124]

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