KEYNOTE-177(Ann Oncol)
MSI-HまたはdMMR大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで、化学療法(5-FUを含むレジメン単独、またはアバスチンもしくはアービタックスと併用)を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。
5年生存率は、「キイトルーダ」治療を受けた人で54.8%、「化学療法」を受けた人で44.2%であった。「化学療法」を受けた人の奏効期間は10.6ヵ月であったのに対し、「キイトルーダ」治療を受けた人では75.4ヵ月であった。
【発表】
2024年12月2日
【試験名】
KEYNOTE-177(Phase 3)〔NCT02563002/jRCT2080223183〕
【試験参加国】
日本(九州がんセンター、四国がんセンター、金沢大学附属病院、国立がん研究センター東病院、千葉県がんセンター、筑波大学附属病院、北海道大学病院、静岡県立静岡がんセンター、慶應義塾大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、近畿大学病院、国立がん研究センター中央病院、愛知県がんセンター病院、岐阜大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、がん研有明病院、都立駒込病院、九州大学病院、大阪医療センター)、韓国、米国、台湾、シンガポール、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェイ、スペイン、スウェーデン、スイス、アイルランド、イスラエル、英国
【原著】
Ann Oncol 2024 Dec 2. [PubMed: 39631622]
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