【腎細胞がん:術後治療(30ヵ月DFS)】「キイトルーダ」vs「経過観察」

KEYNOTE-564(Lancet Oncol)                  

再発リスクの高い淡明細胞型腎細胞がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで30ヵ月無病生存率の向上が期待できる。

キイトルーダ」治療のグレード3または4の主な有害事象は、高血圧(3% vs 3%)、ALT上昇(2%)。

【発表】

2022年9月1日

【試験名】

KEYNOTE-564(Phase 3)〔NCT03142334/jRCT2080223648

【試験参加国】

日本(名古屋大学医学部附属病院、札幌医科大学附属病院、香川大学医学部附属病院、JCHO仙台病院、奈良県立医科大学附属病院、近畿大学病院、大阪ろうさい病院、埼玉医科大学国際医療センター、山口大学医学部附属病院、秋田大学医学部附属病院、原三信病院、九州大学病院、熊本大学病院、長野市民病院、新潟大学医歯学総合病院、大阪国際がんセンター、大阪公立大学医学部附属病院、虎の門病院、日本医科大学付属病院、慶應義塾大学病院、富山大学附属病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾、英国

【原著】

Lancet Oncol 2022; 23: 1133–44.  [PubMed: 36055304]

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