KEYNOTE-671(JTO Clin Res Rep)
日本人でも切除可能なII期-IIIB期非小細胞肺がんと診断された人が手術前後の治療を考える場合、「術前の化学療法にキイトルーダの上乗せ」および「術後のキイトルーダ(3週毎に最長13サイクル)の追加」を選択することで4年無イベント生存率の向上が期待できる。
4年以上の長期追跡で示された高い4年無イベント生存率(60.3% vs 39.2%)および4々生存率(79.5% vs 68.9%)は、日本肺癌学会のガイドラインにおける「II〜IIIB期切除可能非小細胞肺がんに対する周術期キイトルーダ+プラチナ製剤併用化学療法」の強い推奨を裏付ける臨床的根拠となる。術前キイトルーダの追加により、手術の延期や全摘術の増加、入院期間の延長を来すことなく(中央値8日)、高い完全切除率(R0切除率: 97%)および著しいリンパ節ダウンステージング(pN0達成率 39%)を達成できることが示され、日本の日常臨床において安全かつ効果的に導入可能であることが証明された。
【発表】
2026年5月2日
【試験開始日】
2018年5月1日
【試験名】
KEYNOTE-671(Phase 3)〔NCT03425643/jRCT2080223913〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、エストニア、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本(愛知県がんセンター中央病院、国立がん研究センター東病院、産業医科大学病院、兵庫県立がんセンター、聖マリアンナ医科大学病院 、神奈川県立がんセンター、大分大学医学部附属病院、福島県立医科大学附属病院、広島大学病院、国立がん研究センター中央病院、順天堂大学医学部附属病院 、東京医科大学病院)、韓国、ラトビア、マレーシア、ポーランド、ルーマニア、ロシア、南アフリカ、スペイン、台湾、英国
【原著】
JTO Clin Res Rep. 2026 ;7:101009. [PubMed: 42774586]
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