
KEYNOTE-868(NEJM)
ミスマッチ修復機構欠損を有さない進行子宮体がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+パクリタキセル」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
本試験の結果に基づいて、2024年4月12日、「キイトルーダ」が「進行または再発の子宮体がんに対する化学療法との併用療法」を対象とし、承認申請され、同年12月27日、承認された。
【発表】
2023年3月27日
【試験名】
KEYNOTE-868/NRG GY018(Phase 3)〔NCT03914612/jRCT2031210512〕
【試験参加国】
日本(愛媛大学医学部附属病院、呉医療センター・中国がんセンター、新潟大学医歯学総合病院、埼玉医科大学国際医療センター)、米国、カナダ、韓国
【原著】
N Engl J Med 2023; 388:2159-2170. [PubMed: 36972022]
【さらに詳しく】
- 進行子宮体癌に対するペムブロリズマブと化学療法の併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 進行・再発子宮体がん、ペムブロリズマブ追加でMMRによらずPFS延長(NRG-GY018)/NEJM〔ケアネット〕
- 進行・再発子宮内膜癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法の併用が化学療法のみより有意にPFSを延長【SGO 2023】〔日経メディカル〕
- 進行子宮体癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法の併用が化学療法のみより有意に無増悪生存期間を延長〔日経メディカル〕
- キイトルーダ/化学療法、子宮内膜がん1次治療P3で主要項目達成〔日刊薬業〕
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