
KEYNOTE-002(Lancet Oncol)
切除不能なⅢまたはⅣ期悪性黒色腫と診断され、「ヤーボイ」治療に抵抗性となった人が次の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで、「化学療法」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
化学療法は、「カルボプラチン+パクリタキセル」、「カルボプラチン」、「パクリタキセル」、「ダカルバジン」、「テモダール静脈内投与または経口投与」より主治医が選択した。
治療に関連したグレード3または4の有害事象は、「キイトルーダ 2mg/kg」治療を受けた人の11%、「キイトルーダ 10mg/kg」治療を受けた人の14%が経験した。化学療法を受けた人の26%に比べて少なかった。
【発表】
2015年6月23日
【試験名】
KEYNOTE-002(Phase 2)〔NCT01704287〕
【原著】
Lancet Oncol. 2015;16:908-18. [PubMed:26115796]
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