【レジメン図鑑】キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド(悪性胸膜中皮腫)

キイトルーダペメトレキセドカルボプラチン」治療は、「切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫」に対して2025年5月19日より選択できるようになったレジメンの1つ。この承認は、海外Phase 3試験『KEYNOTE-483』、国内Phase 1b試験『KEYNOTE-A17』の結果に基づく。

KEYNOTE-483』試験においては、「キイトルーダペメトレキセドカルボプラチン」レジメンが43%に選択され、14%は「キイトルーダペメトレキセドシスプラチン」レジメンから「キイトルーダペメトレキセドカルボプラチン」レジメンに途中で変更され、残り42%は「キイトルーダペメトレキセドシスプラチン」レジメンが選択された。

【承認日】

2025年5月19日

【承認申請日】

2024年7月1日

【効能及び効果】

切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫

【さらに詳しく】

 

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