【膵がん:一次治療(OS)】「タルセバ+ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」

LAP07(JAMA)                          

ステージⅢの人が初めての化学療法(導入療法+維持療法)を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「タルセバ」の追加併用を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。試験では「ゲムシタビン」単独治療を受けた人は13.6ヵ月、「タルセバゲムシタビン」併用治療を受けた人は11.9ヵ月であった。

無増悪生存期間についても延長は期待しにくい。試験では「ゲムシタビン」単独治療を受けた人は7.8ヵ月、「タルセバゲムシタビン」併用治療を受けた人は6.5ヵ月であった。

【発表】

2016年5月3日

【試験名】

LAP07(Phase 3)〔NCT00634725

【原著】

JAMA. 2016;315:1844-1853. [PubMed: 27139057]

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