【膵がん:維持治療(OS)】「化学放射線療法」vs「化学療法」

LAP07(JAMA)                          

ステージⅢの人が導入化学療法後の維持療法を考える場合、「化学放射線療法」を選択しても「化学療法」単独に比べ、生存期間の延長は期待しにくい。試験では「化学放射線療法」治療を受けた人は16.5ヵ月、「化学療法」単独治療を受けた人は15.2ヵ月であった。

無増悪生存期間についても延長は期待しにくい。試験では「化学放射線療法」治療を受けた人は9.9ヵ月、「化学療法」単独治療を受けた人は8.4ヵ月であった。

【発表】

2016年5月3日

【試験名】

LAP07(Phase 3)〔NCT00634725

【原著】

JAMA. 2016;315:1844-1853. [PubMed: 27139057]

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