LIBRETTO-001(NEJM)
「カボメティクス」または「カプレルサ」あるいはその両方の治療歴あり、RET遺伝子変異を有する甲状腺髄様がんの人がRET阻害薬「レットヴィモ」治療を受けることによって69%の人が治療に奏効し、1年後も82%の人が増悪なく生存してできた。
「レットヴィモ」治療の主なグレード 3 以上の有害事象は、高血圧(21%)、ALT上昇(11%)、AST上昇(9%)、低ナトリウム血症(8%)、下痢(6%)。2%の人が薬剤関連有害事象のために「レットヴィモ」治療を継続できなかった。
【発表】
2020年8月27日
【試験名】
LIBRETTO-001(Phase1/2)〔NCT03157128〕
【試験実施国】
米国、オーストラリア、香港
【原著】
N Engl J Med. 2020;383:825-835. [PubMed: 32846061]
【さらに詳しく】
- RET 変異陽性甲状腺癌に対するセルペルカチニブの有効性〔NEJM日本語アブストラクト〕
- selpercatinib、RET変異甲状腺髄様がんに有効な可能性/NEJM〔ケアネット〕
- selpercatinibは甲状腺がんに有効〔Medical Tribune〕
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