進行肝細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「リニファニブ」治療を選択しても「ネクサバール」治療を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。
「ネクサバール」治療の奏効率が6.9%であったのに対し、「リニファニブ」治療を受けた13.0%の人が奏効した。
「リニファニブ」治療を受けた人で、グレード3または4の有害事象、重篤な有害事象、中止に至った有害事象、中断に至った有害事象、減量に至った有害事象を経験した人がより多かった。
【発表】
2014年12月8日
【試験】
Phase 3〔NCT01009593〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チリ、中国、チェコ、デンマーク、エジプト、フランス、ドイツ、ギリシア、香港、イタリア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、プエルトリコ、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾
【原著】
J Clin Oncol. 2015;33:172-9. [PubMed: 25488963]
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