【びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:一次治療(5年OS)】「R-CHOP」vs「CHOP」

60〜80歳でびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「CHOP」レジメンに「リツキサン」の上乗せ(R-CHOP)を選択することで、5年生存率の向上が期待できる。

「CHOP」治療を受けた人の無増悪生存期間は12ヵ月、生存期間は37.2ヵ月であった。「R-CHOP」治療を受けた人では5年時では半数以上の人が増悪なく生存できており、無増悪生存期間、生存期間ともに未到達であった。

【発表】

2005年5月2日

【試験名】

LNH98-5(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2005 ;23:4117-26. [PubMed: 15867204]

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