【明日のレジメン図鑑】ルマケラス+ベクティビックス(大腸がん)

ルマケラスベクティビックス」併用療法は、2024年11月8日に「KRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に対し、承認申請された治療レジメン。本申請は、Phase 3試験『CodeBreaK 300』の結果に基づく。『CodeBreaK 300』試験では、「ルマケラスベクティビックス」併用療法を選択することで、「ロンサーフ(またはスチバーガ)」単剤治療を選択した場合を有意に上回る無増悪生存期間が得られた。

【承認申請日】

2024年11月8日

【効能及び効果】

KRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌

【さらに詳しく】

 

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【KRAS陽性大腸がん:三次治療(OS)】「ベクティビックス+ルマケラス」vs「ロンサーフ」
CodeBreak 300(NEJM)                      KRAS G12C変異陽性の転移性大腸がんと診断され、何らかの治療を受けた人が次の治療を考える場合、「ベクティビックス+ルマケラス」治療を選択することで、「ロンサーフ(またはスチバーガ)」治療を選択 ...

 

【今日の標準治療】

【標準治療】大腸がんの三次治療
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