【ⅢA期肺がん:術後治療(3年DFS)】「放射線療法」vs「経過観察」

ⅢA期非小細胞肺がんと診断された人が手術の結果、リンパ節転移が認められた次の治療を考える場合、 「放射線療法による術後補助療法」を選択しても無病生存期間の延長は期待しにくい。

放射線療法の主なグレード3または4の有害事象は、肺炎(5% vs 1%未満)、リンパ球減少(4% vs 0)、倦怠感(3% vs 1%未満)であった。グレード3または4の晩期心肺毒性は、放射線療法を受けた11%(vs 5%)が経験した。

【発表】

2021年12月14日

【試験名】

Lung ART(Phase 3)〔NCT00410683

【試験参加国】

フランス、イギリス、ドイツ、スイス、ベルギー

【原著】

Lancet Oncol 2022; 23: 104–14. [PubMed: 34919827]