MARIPOSA(Ann Oncol)
局所進行または転移性のEGFR遺伝子変異陽性かつTP53変異陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「EGFR/MET二重特異性抗体ライブリバント+EGFR-TKIラゼルチニブ」治療を選択することで「タグリッソ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
【発表】
2024年6月26日
【試験名】
MARIPOSA(Phase 3)〔NCT04487080/jRCT2080225336〕
【試験参加国】
日本(順天堂大学医学部附属順天堂医院、国立がん研究センター中央病院、九州医療センター、姫路医療センター、関西医科大学病院、金沢大学附属病院、国立がん研究センター東病院、久留米大学病院、松阪市民病院、新潟県立がんセンター新潟病院、岡山大学病院、近畿大学病院、渋川医療センター、がん研有明病院、東京医療センター、愛媛大学医学部附属病院、大阪刀根山医療センター、和歌山県立医科大学附属病院、岩国医療センター、山口宇部医療センター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、中国、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、韓国、マレーシア、メキシコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スペイン、台湾、タイ、トルコ、ウクライナ、英国
【原著】
Ann Oncol. 2024 Jun 26. [PubMed: 38924756]
【さらに詳しく】
- 新規二重特異性抗体、EGFR陽性進行NSCLCに有効 MARIPOSA試験の二次解析〔Medical Tribune〕
- EGFR変異陽性進行NSCLCの1次治療でamivantamabとlazertinibの併用はオシメルチニブより無増悪生存期間を有意に延長【ESMO 2023】〔日経メディカル〕
- EGFR変異陽性進行非小細胞肺癌の1次治療でamivantamabとlazertinibの併用はオシメルチニブより無増悪生存期間を有意に延長〔日経メディカル〕
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