【マントル細胞リンパ腫:一次治療(TTF)】「シタラビン+放射線療法→自家造血幹細胞移植」vs「放射線療法→自家造血幹細胞移植」

MCL Younger(Lancet)                      

65歳以下でマントル細胞リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「R-CHOP療法とR-DHAP療法を各3サイクル施行後、高用量のシタラビンを含む骨髄破壊的化学放射線療法を投与し、自家幹細胞移植」を選択することで、治療成功期間の延長が期待できる。5年治療成功率が40%から65%に向上。

「高用量シタラビンを含む免疫化学療法」を選択した場合のグレード3または4の血液毒性は、ヘモグロビン値上昇(29%(vs. 8%))、血小板数増加(73%(vs. 9%))。グレード3または4の発熱性好中球減少症を17%(vs. 8%)の人が経験した。

【発表】

2016年6月14日

【試験名】

MCL Younger(Phase 3)〔NCT00209222

【試験参加国】

フランス、ドイツ、ポーランド

【原著】

Lancet. 2016 ;388:565-75. [PMID:27313086]

【外部リンク】

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【マントル細胞リンパ腫:一次治療(TTF)】「シタラビン+放射線療法→自家造血幹細胞移植」vs「放射線療法→自家造血幹細胞移植」
MCL Younger(Lancet)                       65歳以下でマントル細胞リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「R-CHOP療法とR-DHAP療法を各3サイクル施行後、高用量のシタラビンを含む骨髄破壊的化学放射線療法を投与し、自家幹 ...
【マントル細胞リンパ腫:一次治療(10年TTF)】「シタラビン+放射線療法→自家造血幹細胞移植」vs「放射線療法→自家造血幹細胞移植」
MCL Younger(JCO)                         65歳以下でマントル細胞リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「R-CHOP療法とR-DHAP療法を各3サイクル施行後、高用量のシタラビンを含む化学放射線療法を投与し、自家幹細胞移植」を ...