【移植適応多発性骨髄腫:一次治療(MRD陰性化率)】「サークリサ+カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「造血幹細胞移植→サークリサ+カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」

MIDAS(NEJM)                          

65歳以下で移植適応の多発性骨髄腫と診断された人が「サークリサカイプロリスレブラミドデキサメタゾン(Isa-KRd)」による導入療法後MRD陰性(10-5)であった人が次の治療を考える場合、「自家造血幹細胞移植(ASCT)後にIsa-Kd(2サイクル)」を選択しても「Isa-Kd(6サイクル)」を選択した場合とMRD陰性化率(10-6)に差がない。

MRD陽性(10-5)であった人が次の治療を考える場合、「タンデムASCT」を選択しても「ASCT後にIsa-Kd(2サイクル)」治療を選択した場合とMRD陰性化率(10-6)に差がない。

【発表】

2025年6月3日

【試験名】

MIDAS(Phase 3)〔NCT04934475

【試験参加国】

ベルギー、フランス

【原著】

N Engl J Med. 2025 Jun 3.  [PubMed: 40459097]

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