【多発性骨髄腫:二次治療(TTP)】「レブラミド+デキサメタゾン」vs「デキサメタゾン」

多発性骨髄腫と診断され、1ライン以上の治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「デキサメタゾン」治療に「レブラミド」の上乗せを選択することで無増悪期間、生存期間の延長が期待できる。

レブラミドデキサメタゾン」治療を受けた60.2%の人が治療に奏効し(vs 24.0%, p<0.001)、15.9%が完全奏効した(vs 3.4%, p<0.001)。

レブラミドデキサメタゾン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少(29.5% vs 2.3%)、血小板減少(11.4% vs  5.7%)、静脈血栓塞栓症(11.4% vs 4.6%)。

【発表】

2007年11月22日

【試験名】

MM-010(Phase 3)〔NCT00424047

【原著】

N Engl J Med. 2007 ;357:2123-32. [PubMed: 18032762]

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