【悪性黒色腫:二次治療(ORR)】「イミフィンジ+セラーラセルチブ」vs「セラーラセルチブ」

MONETTE(Clin Cancer Res)                   

切除不能または転移性悪性黒色腫と診断され、抗PD-(L)1抗体治療中に進行した人が次の治療を考える場合、「セラーラセルチブ」単剤治療、「セラーラセルチブイミフィンジ(一般名:デュルバルマブ)」併用療法を選択しても良好な奏効率は期待しにくい。

本試験は、抗PD-(L)1療法に耐性を示した進行悪性黒色腫患者を対象に、ATR阻害薬セラーラセルチブと抗PD-L1抗体イミフィンジの併用療法、およびセラーラセルチブ単剤療法の有効性と安全性を評価した第2相試験である。主要評価項目である客観的奏効率は、併用群で9.3%、単剤群で5.8%にとどまった。併用療法の奏効率は事前の目標値を下回り、両治療ともに十分な有効性を示すことはできなかった。一方で両治療の忍容性は良好であり、ベースラインの腫瘍内CD8+T細胞数が多いことや、血中GDF-15レベルが低いことが、全生存期間の改善と関連する可能性が示唆された。

【発表】

2026年4月21日

【試験】

MONETTE(Phase 2)〔NCT05061134

【試験実施国】

米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、韓国、スペイン、英国

【原著】

Clin Cancer Res. 2026 Apr 21. [PubMed: 42012456]