
MonumenTAL-1(NEJM)
多発性骨髄腫と診断され、全ての標準治療で進行した、または忍容性のない74名が「GPRC5D/CD3二重特異性抗体タービー405μg/kg毎週投与」を受けた結果、70%の人が治療に奏効し、10.2ヵ月奏効が持続した。
タービー405μg/kg毎週投与と800μg/kg隔週投与における主な有害事象は、サイトカイン放出症候群(77%、80%)、皮膚関連事象(67%、70%)、味覚異常(63%、57%)であった。
【発表】
2022年12月10日
【試験名】
MonumenTAL-1(Phase 1)〔NCT03399799〕
【試験参加国】
米国、ベルギー、オランダ、スペイン
【原著】
N Engl J Med 2022; 387:2232-2244. [PubMed: 36507686]
【さらに詳しく】
- 多発性骨髄腫に対する T 細胞リダイレクト GPRC5D 二重特異性抗体タルケタマブ〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 二重抗体薬talquetamab、再発難治多発性骨髄腫に有望/NEJM〔ケアネット〕
- 治療歴が多い再発・難治性多発性骨髄腫にtalquetamabは週1回投与も2週おき投与も持続的効果と忍容性を示す【ASH 2021】〔日経メディカル〕
- 前治療数の多い再発・難治性の多発性骨髄腫に対するtalquetamabのフェーズ2推奨用量は安全で奏効率は70%【ASCO2021】〔日経メディカル〕
【こちらの図鑑も合わせて見る】