【頭頸部がん:照射前治療(5年OS)】「ドセタキセル+シスプラチン→化学放射線療法」vs「化学放射線療法」

進行上咽頭がんと診断された人が初めての治療を考える場合、化学放射線療法治療の前に4サイクルの「ドセタキセルシスプラチン」治療を選択することで、5年生存率、5年無転移生存率の向上が期待できる。

グレード3または4の急性毒性は4サイクルの化学療法を選択することで増加する(51% → 65%)。主な毒性は好中球減少症(11% → 47%)。晩期毒性はごく少数で両治療間の差はない。

【発表】

2025年4月15日

【試験】

Phase 3〔NCT02512315

【試験参加国】

中国

【原著】

BMJ. 2025 :389:e081557.  [PubMed: 40233976]

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