【乳がん】「ビンフルニン+カペシタビン」vs「カペシタビン」

アントラサイクリン系およびタキサン系化学療法が無効となった人が次の治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「ビンフルニン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「カペシタビンビンフルニン」治療を受けた人においてグレード4以上の好中球減少症(12% vs 1%)、発熱性好中球減少症(2% vs 0.5%)が多く発現し、手足症候群は少なかった(4% vs 19%)。

【発表】

2018年2月10日

【試験】

Phase 3〔NCT01095003

【原著】

Ann Oncol . 2018 ;29:1195-1202. [PubMed: 29447329]