【局所進行上咽頭がん:照射後治療(5年FFS)】「カペシタビン」vs「経過観察」

局所進行上咽頭がんと診断された人が化学放射線療法後の治療考える場合、「カペシタビン(1000 mg/㎡ 1日2回 を14日連日投与後7日間休薬を1サイクルとして8サイクルまで繰り返す)による補助化学療法」を選択することで5年治療奏効維持生存率の向上が期待できる。「カペシタビンによる補助化学療法」を受けた人の3年治療奏効維持生存率は、83.3% (vs 72.2%)であった。

【発表】

2022年10月13日

【試験】

Phase 3〔NCT02143388

【試験実施国】

中国

【原著】

JAMA Oncol. 2022;8:1776-1785.  [PubMed: 36227615]